マンション売却しやすい時期と中古マンション売却にかかる期間とは!?

お仕事をされている方は年間で1番忙しい繁忙期がありますよね?朝オフィスに着いた時から大忙しで、あっという間に終業時間が来てしまうけれど、まだまだ仕事が山積み。。。

話題を変えましょう!日本は四季折々の季節がありますので魚や山菜など食べ物もその時期が1番美味しく食べられる物がありますね!?
2月は魚であれば「ぶり」や「あんこう」茨城ではあんこう鍋がとても美味しく食べれます。果物では「りんご」「みかん」など野菜にも旬な食べ物がたくさんあります。

マンションの需要も時期によって繁忙期みたいな時期があるのでしょうか?もしあるとしたらその時期に中古マンションの売却を検討した方が売れやすいですよね?

 

人が移動する時期とは

 

転勤の時期

人事異動の実施回数と実施月

人事異動は毎年3回以上実施する企業が4.6%で最も多い。実施月は4月(59%)10月(42%)がピークであるが、他の月は平準化しつつある。


辞令通達後の転勤(着任)までの期間

ほとんどの人が辞令通達後、1ヶ月以内に転勤(着任)している。ただ「金融・証券等」及び「運輸・電力等」の業種は、通達後1週間以内が共に約5割を占める。

引越文化研究所(アート引越センター)より引用

 

引越しの時期

月別移動者数(東京都)

3月~4月就職や進学が集中し、年間を通してもっとも引越しが多い時期です。
4月の下旬にはピークを過ぎ引越し件数も減り始めます。9~10月秋の転勤や転職のために引越ししたい人の依頼が増える9月~10月は、3月~4月に次いで引越しの多い時期です。

価格.com(繁忙期でも安い料金で引越すテクニック)引用

 

入学式の時期

小学校・中学校・高等学校とも全国的に4月の上旬に入学式の日程が多いですね。ちなみに下記は松戸市の平成29年度入学式の日程を引用しました。

松戸市立 小学校 中学校 高等学校
入学式 平成29年4月11日(火曜) 平成29年4月7日(金曜) 平成29年4月7日(金曜)

 

4月は新生活スタートの始まりの時期

 

それでは少しまとめましょう。

転勤などで人が移動する時期は4月と10月が多い事がわかりました。また引越しの需要は3月と4月の上旬がピークになる事、入学式も4月の日程になっている事から4月は一つのポイントになります。

マンションを売却する時期は4月でいいのでしょうか?

 

それは間違いです!

 

4月はマンションを売却する時期ではなくマンションを購入した人が4月までにそのマンションで新生活をスタートさせていたい時期ですから逆算してマンションを売り出せば一番需要のある時期に売り出しができるという事ですね。

ではマンション売却で売りだしてから成約できる期間はどの位かかるのでしょう?次はそのマンション売却にかかる期間を見てみましょう。

 

マンション購入する人の行動を知る

 

マンションを購入しようとしている人はどの位の時期から探し始めるのでしょうか?

これはマンションの数に比例しているのですが地域によって様々です。マンションの数が多い都心部では売出されている中古マンションの数も多いですが、地方になると中古マンションの数も限られています。

しかしマンションを購入しようとしている人も「〇〇月までにはそこで生活をしていたい」という事情はあると思いますので、やはり人の動きがある4月はマンションを購入する人も一つの目標にしていると思います。

4月までに新生活を始めたければ、遅くても3月中に新しいマンションに引っ越ししなければいけません。

今までマンションを探されているお客様を見ていると、多くのお客様が半年前から何かしらの行動をして4か月前くらいから実際に行動を起こし、2か月前くらいから実際に物件を見に行く方が多いと思います。

解りやすく行動パターンを図にまとめましたので参考にしてください。

 

※4月に新生活をスタートをするために3月中の引っ越しを目標とした行動

期間(月) マンションを購入しようとしている人の行動
6か月前(10月頃) インターネットなどで物件を見始める
4か月前(12月頃) 不動産屋さんや金融機関に行って実際に行動を起こす
2か月前(2月頃) 物件の内見や交渉又は契約の準備
1か月前(3月頃) 引っ越しの準備

 

6か月前にマンションを購入しようと検討している方は物件をインターネットなどで探し始めていますので、そのあたりにあなたのマンションが売出を始められていたら、目に留まってもらえる確率は増えますね。

 

マンション売却価格を間違えると余計に時間がかかります

 

マンションを売却する時に不動産会社にお願いすると思いますが、あなたのマンションを売却できるように不動産会社はSUUMOやアットホームなど不動産ポータルサイトに掲載します。

不動産ポータルサイトはマンション購入を検討している方は真剣に毎日新しいマンションや新着マンションが出ていないかなど、よく見ていますので相場観を理解している方が多いです。

同じマンションで階数もさほど変わらず広さも変わらない、ただマンションの売却価格だけが高すぎるなど相場からかけ離れすぎると「お金の事情で問題でもあるのかな?」とか「この人から購入した後問題が起きそうだな」と勝手な想像でネガティブな解釈する方も実際に多いです。

過去に売主様の希望で市場よりかなり高めの設定で売り出しをした結果、そのマンションが晒し者になってしまい一度不動産ポータルサイトから掲載を中止して相当の時間を空けて再度掲載した経験があります。

その時期にマンションを購入したい方は大方変わらないので、見ている人もあまり変わりません
そうなると写真の変更など余計な時間もかかりますし、一度ついた印象はなかなか消すことができませんので、成約までの期間も大幅に伸びてしまいます。

マンション売却価格を決定するときは不動産会社の担当者と良く相談をして慎重に決めてください。
また住宅ローンなどの兼ね合いでマンション売却価格が近隣相場より高くなってしまう場合は無理に売却せずに賃貸で貸すという選択もあります。

 

マンション売却時期とマンション売却までの期間のまとめ

中古マンションの売却時期

マンションを購入する方は大体の方が住み替えによる購入かと予想されます。それはアパートからの住み替えや実家からの住み替え、またはより良い環境を求めてマンションからの住み替えなどもあるでしょう。

転勤による人の移動では事例通達後から1か月以内の着任データーがあるようにかなりタイトな移動となりますから、じっくりマンションを選ぶには時間がなさすぎます。一度賃貸マンションなどに住みながら着任先の環境に慣れた頃に探される方が多いと思いますので、転勤の人な流れでマンション売却時期を設定しない方がいいでしょう。

お子様の入学時期に合わせて、ご家族の環境の変化で住み替えを検討している需要に合わせる方が購入意欲も多く事前に準備をしながら探されている方が多く見受けられます。

それではマンション売却の時期はどの時期に設定すればいいのでしょう?

 

時間的な余裕があれば9月から10月頃。
遅くても12月上旬がマンションの売却時期に適していると思います。

 

4月に照準を合わせてマンションを購入しようとしている方は約半年前から探し始めます。また10月の転勤需要の方もすぐには購入とはならいないでしょうが、辞令が出たら転勤先の不動産は不動産ポータルサイトなどで確認すると思います。また12月はいろいろ忙しい時期ではありますが家族で過ごすイベントがありますので住み替えを検討しているご家族であれば、マンション購入の話題になるはずです。

またお正月は親や親せきなどに会う機会も多いのでそこで相談することもあるでしょう。お仕事の忙しい方は正月の休みを使ってマンションを探される方も多いので最低でもお正月前にはマンションの情報がすべてオープンになっている状態にしておきましょう。

 

マンション売却までの期間

売却する理由は人それぞれですので、あまり期間を気にしていない方は別ですが、マンション売却価格を相場で売り出す事が可能であれば当社アプロムの場合、

 

マンション売却期間の目安は3か月としています。

 

マンションを購入検討している方は新鮮なマンション情報に興味を持ち、そういった物件に内覧を申し込んで検討をします。3か月で市場も変わりますし、ましてや3か月間ポータルサイトに掲載し続けてしまうと、それこそみんな知っているマンションになってしまいますので、写真の差し替えや広告媒体なども変化をつけながら販売活動はもちろんの事、マンション購入したい方と直接会う内覧の時のコツなどもサポートしていきます。

マンション売却期間は不動産会社によって大幅に変わります。マンション売却価格を決める際には不動産会社とよく相談して慎重に決めてください。また販売方法などしっかりサポートしてくれる不動産会社にお願いすることをお勧めいたします。